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暇人のつぶやき

ただの独り言。気が向いた時だけ書いてます

   

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PRICELESS #10 2012-12-24

年末の特番録画ラッシュの波にのまれて埋もれていたPRICELESSの最終回を見てみた。1話目を見た時の感想はどうだったかなと過去のコメントを見てみたら、私ボロクソに言ってるじゃん(笑)

最後まで見た感想としては「非常に面白かった」と評価が思いっきり変わった。初回でも書いたけど金田一の部屋の爆破とかは結局うやむやだし、香里奈の戦国武将マニアとか中井貴一の存在感薄いキャラなんてのも序盤だけで後はまったく触れられなかったり、とりあえず組み込んでみたが使い道に困った幸福荘住人、実はかなり重要なキーパーソンじゃないかと思わせておいて何もなかった夏木マリ、失脚してもすぐに金が尽きたわけじゃないのに公園で暮らす藤木直人、そしてキムタク同様に浮浪者生活でも無精ヒゲも生えず…とまぁ設定に雑な所がチラホラあるもののストーリーの良さが粗を隠したって感じかな。

転落から成り上がる過程を描くドラマは多いけど、大体転落してからはほぼストレートにのし上がっていく展開が多い中、このドラマではキム兄の中華料理屋の再建に失敗、祭りの屋台で自分の大事なボールを使ったにも拘らず商品が取れない、ベトナム企業の事業提携失敗、究極の魔法瓶で成功するものの特許侵害で訴えられて会社倒産など大小の失敗で躓くものの、それでも立ち上がり、最後には何とかなるという所に爽快感があった。

キムタクがいつもの如くスーパーマンで1人で何でもこなしてしまっていたら糞つまんないドラマだったけど、中井貴一・香里奈と3人でタッグを組ませたのが非常に良かった。キムタクが大きな方針を決めてカリスマ性で人を集め、香里奈が計画を立てたりお金の管理などの実務を担当し、中井貴一が各会社の社長たちの苦情などを聞いてフォローするという役割分担がキッチリしていたので分かりやすい。

中井貴一はさすが名優って感じ。キムタクや香里奈とのふざけた掛け合いも楽しかったし、緊迫したシーンだってきっちりこなしていた。キムタクドラマと言われるものは共演者が彼の存在感に圧倒されて印象に残りにくいものだが、キムタクドラマにありながら中井貴一の存在感は全然圧倒されていなかった。キムタクを立てて裏方に徹する「大人らしさ」を持ち合わせつつ、かつキムタクや香里奈と貧乏生活で川の字で寝たりしても香里奈に手を出さなさそうな紳士のイメージ…中井貴一にピッタリじゃないか。

香里奈は最初はあの役をするにしてはちょっと顔立ちが派手だし、おどおどしているのか強気な子なのかはっきりしなくて役と合ってない気もしていた。でも気の弱いいかにも「女の子らしい女の子」だとしたらキムタクや中井との3人暮らしのシーンに違和感を感じただろうが、彼女が持つサバサバとした女性の雰囲気があればこそ成立したのかもしれないと思うとこの辺がキャスティングの妙ってやつかも。

キムタクと香里奈がラブラブな展開にならなかったのも良かったかな。月9と言えばすぐ恋愛関係に発展するイメージがあってもうお腹一杯って感じになりがちなので、今回ぐらいの「寸止め」ぐらいの恋愛がちょうどよかった(笑)

前回の小栗&石原のドラマも結構面白かったし、最近は月9も少し盛り返してきているんじゃないかな?

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