原作とのキャラの設定が違うギャップに悶々として最後まで見られるか心配だったけど、何とか最後まで完走できました。
主要メンバー4人のうち、シロ・卜部・丸母は見ているうちに慣れてきたんだけど椎葉だけは…。見た目は違和感があまりないというのにあの喧嘩が弱さ。偉そうなこと言う割には自分は毎回やられっぱなしというのが妙にイラついて馴染めなかった。
ただ私の周りでは「弱い主役がある日突然強くなるわけでもなく弱いままで終わるというのは斬新!」と何故か好評。確かにヤンキーもののドラマであそこまで主人公が弱いのは見た事ないけどね。
シャケの見た目もどうしてもなじめなかったんだけど、さらに上回っていたのが神楽の兼光。どういう経緯で遠藤雄弥がキャスティングされたのか全く理解出来ない。原作と比較したら思いっきり真逆なイメージと言っていいタイプだし、ヤンキー姿も極端に古すぎる! なんで角刈りなのかねぇ…ビーバップのノブオが出て来ちゃったのかと思ったよ。彼が良い悪いという問題は置いといてキャスティングした人がどういう意図で彼にしたのか聞いてみたいもんだ。
原作の方はまだまだ連載中なので最終回に向けての流れは完全なオリジナルなんだけど、展開としては嫌いじゃない。ただ丸母をあそこまで強い存在にしてしまうと2年生の立場ってもんが…。それにしても山田親太朗たち3年の3人は兼光も素通りさせるし、下級生が来た時もシャケの前の門番的ポジションになるわけでなく、シャケに色々策を提供する軍師的ポジションでもない…というかシャケにもあまり相手にされてないような感じだったし…彼らの役どころがさっぱりわからなかった。
そういやキリオの周りにいた女の子の中に柴小聖がいましたな。今年の日テレジェニックは全然ぱっとしないので消えちゃったかと思ったわ。日テレジェニックは2010年がなかなか粒揃いだっただけにここ2年は見劣りしちゃうな。
深夜枠のドラマとしてはまぁまぁだったと思う。これは原作を知らない人の方が楽しめたドラマだね。
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