メモついでに2015年7月期に見たドラマについて。
- となりの関くんとるみちゃんの事象
- 「となりの関くん」は以前見たアニメと大体内容も同じだったし、メインの渡辺佑太朗と清水富美加も癖が強くないので見ていてもあまり違和感を感じなかった。ヒロインの清水富美加はドラマ見る前は知らなかったのだが、NHKの朝ドラにも出ていた現在若手注目株なんだってね。私としては清水富美加を見守っている女の子にエビ中の真山りかが出ていたことに驚いた。「ロボサン」みたいにエビ中メインのドラマじゃなくてこういう外仕事をやっているのを見るとニヤッとする。
「るみちゃんの事象」は原作も全く知らない作品だったけど、一言で言うなら「ついていけない」って感じ。キャラも展開もぶっ飛んでいて笑いに乗れずに取り残された感じだった。とりあえず真野恵里菜が可愛かったな~とかチャド・マレーンを久しぶりにテレビで見たなってくらいしか思わなかった(笑) でも主題歌はインパクトあって◎。暫く頭から離れなかったわ。 - 花咲舞が黙ってない
- 杏と上川隆也の名コンビで毎回安心して見られた。
今回から真藤のライバルで堂島役の石橋凌が出てきたが、一見いい人の堂島の悪事を臨店班が突き止めたものの大物で手が出せず、石橋の圧力でピンチになった所で真藤が手を貸すという嫌われ役がいい人になるパターンかと思っていたので終盤の展開は意外性があった。
でも今回で頭取にまでお言葉を返してしまったのでもう続編はないのかな~。 - エイジハラスメント
- エイハラという言葉は聞いたことがなかったけど、確かにエイハラってあるよなぁ~。実家が借金抱えて貧しいけど、若くてキレイで頑張り屋の武井がシンデレラみたいにいじめられつつも頑張っていく的な薄っぺらい展開を想像していたわけだが、昼ドラのようなドロドロした展開で武井咲が嫌いじゃない私も少々ドン引き。特に中盤で武井があっさり小泉孝太郎と寝てしまった辺りから急に昼ドラ臭が強くなってきて録画の消化がきつくなってきた。よくよく考えたら内館牧子の脚本で私が思うような展開はないわな。
「戦う!書店ガール」を見た後だったので稲森いずみのキャラの違いも凄かったなぁ。1人で家でレアのステーキ食べているところに出くわしたらビビって逃げたくなりそう。そして終盤ではっきり言わなかったものの野間口徹の「ボクは昆虫をよく観察しているから(君が浮気していたことも)知ってたよ」的な一言もゾッとしましたわ。ああいうお人好しそうで大人しい人が突然何か鋭いことを言うとドキッとします。
衝撃といえば総務部のベテラン社員の中里役の女性。こいつ誰だよ、嫌な女だなぁなんて思って後で調べてみたら麻生祐未だった。公式ページの登場人物一覧の写真とかを見るとすぐにわかったので、きっと彼女の演技力のなせるものなんだろう。 - 表参道高校合唱部!
- とにかく「青春」ですな。週末の夜に家族で見ても安心安全で癒やされるドラマだった。合唱部ではあるが実際に歌うのは合唱曲というよりも音楽番組で聞くような歌謡曲をアレンジしたものというのも聞き慣れている曲なので抵抗がなかった。
合唱部のメンバーは吉本実憂とか森川葵くらいしか知らなかったが、見ていて気になったのはメガネっ子の萩原みのり。合宿で部長に告白するところからメガネ外したが、確かに外した方が垢抜けた感がして可愛く見えるのは間違いないが、メガネキャラという他の子達とは違う武器を失ってきたしてしまって残念な気がした。コンタクトではなくおしゃれなメガネを替えてイメージチェンジするくらいにすべきだったと思うんだよな。あとどさくさに紛れて入部した柴田杏花。幼さの残る美少女って感じでなかなか気になる感じの子なのに特にエピソードらしきこともなく扱いが少々雑でもったいなかった。
合唱部メンバーの歌も良かったけど大人達の歌も聞き応えがあってちょっとした歌謡ショーでも見ている感じ。城田優と神田沙也加が公園で歌うシーンなんかも贅沢なシチュエーションだよなぁ…っていうか神田沙也加が可愛すぎだろ。あれでアラサーなんて信じられない。流石に生徒役もいけるとは言わないが可愛すぎて教師というよりも教育実習の女子大生くらいにしか見えなかった。
そういや初期設定でクラスには1軍~圏外みたいな階級があるようなものがあったが、あんなのホントの序盤だけでいつの間にか1軍気取りの子達の方が浮いた感じになっていたね。 - 民王
- わりと定番な入れ替わりネタではあるが、科学で人為的に人格を入れ替えるという設定は初めてみたかも。深夜ドラマにも関わらず個性的で豪華なキャスティングだったと思う。メインの遠藤憲一や菅田将暉も良かったが特に私の目を引いたのは秘書の貝原役の高橋一生と官房長官役の金田明夫ですね。設定はかなり馬鹿げた所が多かったけどこの2人の存在で楽しく見られたと思う。
本仮屋ユイカの役は一昔前だったら石田ゆり子あたりがやっていたんだろうな。雰囲気が似ているのでボーッと見ているとたまに石田ゆり子に見えたよ。似ているといえばキッチンやみくもの池谷のぶえと、総理の奥さんの峯村リエも似てたなぁ。
ゲストもいろいろな人がいたけど最後の方で息子の就職先の社長らしき人がどこかで見たなぁ…と考えていたらギャバンの大葉健二じゃないか! スキンヘッドの人がズラ被ったらパッと見じゃわかりませんがな。序盤のゲストで登場したキャスター役の相沢まきが誘惑しようとして「やめて、おばさん」みたいな事を言われてて「あぁワンギャルももうおばさんか…」と時代を感じました。
どうでもいいがタイトルをずーっと「みんおう」だと思っていたんだが最後の方で「たみおう」だったと気がついた。 - 初森べマーズ
- 乃木坂ドラマということで無条件で視聴。まぁこの手のドラマは細かいことを突っ込んではいけないので置いておきますが、バカバカしいけど面白かった。毎回登場する普通じゃない対戦校とか、堀未央奈・井上小百合・中元日芽香などのかわいい系の子にあえてヤンキー役をやらせたりと遊び心満載。魔球「すんどめ」は回転で止まるという点は違うけどバットを避ける球は大リーグボール3号みたい。
最後に宮脇咲良や島崎遥香が登場していたが、まぁあれは単なるお遊びで第2弾はないんだろうな…っていうか反則キャラの白石と衛藤が転校してきたらもうどこも勝てませんわ。 - ご根性ガエル
- ど根性ガエルを普通に実写化しても面白くなかったと思うが、舞台を16年後にしたことで原作の設定は使えるが縛りをあまり受けずにオリジナルストーリーとすることが出来たのはうまいことやったなと思う。みんな昔のイメージを残しつつ、ゴリライモのように大胆にイメージチェンジさせるのも舞台を現代にしたおかげだよね。
キャスティングを見た時には原作イメージを考えるとちょっとどうかなぁ~って気もしたけど、プロデューサーが「Q10」や「泣くな、はらちゃん」の河野英裕だったし、薬師丸ひろ子もいるので作品は私の好きな感じになるだろうと思ってはいたが、予想通り私の好きな「ちょっと優しい世界」ってやつだった。
アニメ版のひろしもキャンキャンうるさかったけど、マツケンのひろしもそのままでうるさい。しかもいい話になるとすぐに嫌われるようなことを言ったりするのが見ていて正直不快ではあったが、その後のギャップで毎回やられていた。満島ひかりのぴょん吉が素晴らしすぎたのは各所で言われているのであえて触れず、このドラマで私が気になったのは京子の祖母役の白石加代子。河野英裕が絡んだドラマではおなじみな人だけど、独特な雰囲気で「もしかしたらこの人だけこのシーンはアドリブでやってんじゃないか?」と思わせる不思議な人。なんかこの人と飲みに行っていろいろ話ししてみたいな。
今回ぴょん吉にはVFXが使われていたがすごい技術だね。平面ガエルがあんなに見事に再現できていたのは驚くしかない。そうなると実写化時のキャスティングの問題はあるものの、技術的に実写化不可能と言われていた作品もこれから実写化可能となっていくのかね。 - ラーメン大好き小泉さん
- たった4話で終わったショートドラマ。ちょっとしたストーリーの後に実在するラーメン店に行ってラーメンを食べるだけのドラマで孤独のグルメ的な構成。ストーリーも殆ど無いし、テーマがラーメンなので流石に1クールもやったら同じような画になってしまいそうなので4話でまとめて正解だったのかも。次郎とか中本みたいなインパクトのある店を出してしまったので続編も難しそうだけど、また個性的なラーメン店の情報が集まったら短めの回で続編やって欲しいですね。
アゲインでは一応ヒロインポジションだった早見あかりだが主演はこれが初めて? 最近では鶴瓶と一緒に番組やったりと元ももクロの影も見せず着実に成長している感じですな。 - ナポレオンの村
- 当初特に見る気はなかったんだけど、麻生久美子とかムロツヨシとかハマケンとか出ているのでちょっとだけ見てみるかなと思ってみたらそのままズルズル行ってしまった。
ドラマなので仕方ないけど結構無茶苦茶な展開だよね。最初のスカイランタンはキレイだけど、あんなもん山の多い田舎で大量に飛ばしたら山火事になりそうな気もするし、滝壺レストランは雨が降ったらどうなるんだろうとか思ったり。地底湖を使ったテーマパークなんて村人だけの手で作るには無理があるでしょ。どれだけ村人を酷使しているんだか。
限界集落を立て直すという現実的なテーマを扱っていた割にはどうもご都合主義すぎる展開が気になった。でもまぁ途中でギブアップもせず最後まで見られてのでそれなりに楽しんでいたのかもしれない。
それにしても麻生久美子の弟はてっきり最後は一緒に働くもんだと思っていたが、最後までニートのままだったね(笑) - デスノート
- 夜神月がオタク設定というのを聞いてどうなることかと思ったが、終盤の窪田正孝と松重豊の緊迫したシーンなどで盛り上がりを見せたので、終わってみればそれなりに満足はできたかな。
デスノートの醍醐味は月とLの頭脳戦だと思うのだが、1クールのドラマ程度に全て詰め込むにはちょっと話を省略しすぎたかな。ドラマ化するのであれば最初から2部構成と決めておいて1部ではLが死ぬまでくらいで止めておいた方が良かったと思う。
ネットでは随分佐野ひなこが叩かれていたが、戸田恵梨香と比べるとやや物足りなさは感じるものの別に叩かれるほど酷くもないんじゃないかねぇ。それよりも気になったのはニア。メロが二重人格で同居しているという設定が違和感ありまくり。ニアを演じる優希美青の雰囲気は嫌いじゃなかったんだけどメロになった時がちょっとね。
10月からの新ドラマは私好みのものが少なくて今のところ5~6本くらいかな。一番期待しているのが「エンジェル・ハート」。漫画の実写化は原作のイメージが強いのでキャスティングに不満が出がちだが、上川隆也の冴羽は是非見てみたいと思った。ただ上川に「もっこり」はやれるかなぁ~(笑)
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