メモついでに今期見たドラマについて。
- 戦う!書店ガール
- 本編よりも低視聴率の方で話題になったドラマ。稲森いずみと渡辺麻友のW主演だったようだがさほど酷いとは思わなかった。私が気になったのはキャスティングよりもストーリーかな。序盤のポップのエピソードなんかはリアルな感じがしてよかったけど、後半のブックカバーの件とか本屋でお泊りなんてのはちょっと奇抜すぎ。
好きな漫画の作者がサイン会するとかならまだしも特定の書店のブックカバー様に作品を提供するなど現実離れしているし、好きな漫画でもブックカバーはいらん。お泊り会でフロアに寝そべりながら好き放題読まれた本なんて新品なのに中古本みたいでそんな店では買いたくない。嫌がらせやりたい放題の木下ほうかにも最後には何かしっぺ返しがあっても良かった気もする。何か全体的にモヤモヤした作品だった。 - アイムホーム
- これも内容よりも話題になるのは巨乳化してお腹が出てきた上戸彩の方が多かったが、キムタクが絡んでいると思われる大きな謎が背景にありつつ各話でエピソードがなかなか面白かった。
しかしキムタクが記憶喪失になった原因の爆発事故はてっきり彼が会社の不正の証拠を掴んだ事に関係があるのかと思ったが偶然だったようだし、最終回での自宅火災も記憶を取り戻してしまった事が原因かと思えば関係ないって…ちょっと偶然が多すぎだろ。結局妻と子供の顔が仮面に見えた原因だってピンと来ない理由だったし、面白いドラマだっただけにところどころに納得出来ない点が残ったのが気になった。 - ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~
- 堤作品ということで期待していたけどこれは外したかな。大島優子の全身黒服はいいとしてあの片目隠した感じとか、キャラ作りすぎて失敗した感じ。アクションシーンはスタント使ってないようだが彼女の身体能力の高さもあって見応えはあったものの、元は普通の婦警なのに数年後に1人でヤクザの組壊滅させるほど強いって設定はメチャクチャだろ。SPECみたいに特殊能力持っているとか、ヤンクミみたいに元から強いとか何らかの設定がないとあのメチャクチャな強さは不自然すぎる。
あと毎度毎度組の下っ端が問題起こしたのを理由に使用者責任で組長を逮捕しようとする展開もワンパターンでつまらない。壁に貼ってあったこじはる似の女の子のポスターとか異様にでかいふ菓子とか所内の廊下に現れる貞子とか、ちょい役で出てくるゲストなんかは気を抜くと見逃しそうで遊び心は良かったんだけどね。
終盤に藤井尚之が出ていたかと思ったら最終回でテキ屋で出ていたのなんて武内享だったし、神社の宮司も井上真樹夫とかどんだけ小ネタに有名人引っ張ってくるんだよ…ってのが堤作品っぽかっただけにちょっと残念。 - ワカコ酒
- 原作は知らないが孤独のグルメみたいにちょっとした一芝居後に店で飲み食いするだけではあるんだが、ん~なんというか孤独のグルメのように「うわ~こんな時間にこんなもん見せやがって!」って感じにはあまりならなくて、ただ武田梨奈が美味しそうに飲み食いするのを見ていただけって感じ。いろいろなお酒も出てきたけど表現が単調でピンとこなかったのも残念。
アクション系の武田梨奈がヒロインと聞いて、無礼な店員にアームロックならぬ回し蹴りでもやるのかと思ったがイメージとはかけ離れたほのぼの女子役というのは意外だが新境地ってことなのかな? 来期からアニメが放送されるようだが我が家では見られない局なのが残念。 - ドS刑事
- 私の中ではどちらかと言えばMのイメージの多部ちゃんがSというのに違和感あったけど、見てみるとあれはあれでアリだね。前髪パッツンでブサイクなのにカワイイ…珍しいキャラだよなぁ。多部ちゃん以外では吉田羊も欠かせない。彼女もドS設定なので多部ちゃんとW主演って事でも良かったんじゃないかね。勝村政信が毎回悪口を言っていると後ろに立っているみたいなお約束も良い。大倉はキャラ設定がハマってなかった感じ。途中でパートナーが八乙女光になる回があったけど、ちょっとキャラの差別化も出来てなかった気がした。まだ多部ちゃんの父親も出てきていないし、続編か単発スペシャルでもありそう。
- 天皇の料理番
- ちょっと重そうな話な気がして最初は見る気がなかったのだが、念のため録画しておいたのを見てハマったタイプ。所々はフィクションだろうが、実話に基づいているせいかストーリーがしっかりしているのであまり違和感を感じない。ただ話数の制限があるので間を省略しているせいもあってか恐ろしいスピードでポンポン出世していく所が気になった。2クールくらいかけてじっくりやってくれてもいいのになぁ。
恐らくこれで鈴木亮平は評価上げたんだろうなぁ。兄も才能あるのに若くして病を患い外出もできず、床に伏せって弟の活躍を見守るという儚さは泣けてきた。役作りのために随分体重減らしたみたいだけど、次は「俺物語」の主人公役やるようなので体重増やさなければいけないんだろうから…ほんとに体壊しそう。
黒木華ってパッと見た時に「見たことないなぁ」なんて思っていたけど、この子ってリーガル・ハイで岡田将生の事務所にいたヒッピー風の弁護士かよ! あまりにも違いがありすぎて全然分からなかったわい。顔立ちは地味目だけど和装がしっくり来ているし、破天荒な主人公を支えるホッとする存在でまさにヒロインですな。残り少ないと思われるが今後の展開が楽しみ。 - ワイルド・ヒーローズ
- EXILEドラマは随分大根っぷりを叩かれるけど、絶賛こそしないものの叩かれるほど酷くもないと思うんだが。TAKAHIROは戦力外捜査官でもそんなに悪くないと思っていたし、黒木啓司なんて途中から「あれ?佐々木蔵之介出てたっけ?」なんて思ったりしたくらい。青柳翔は経験が他のメンバーより段違いなだけあって出番も多く、きっちり仕事してたと思う。
そういうドラマじゃないんだから突っ込んだら負けとはわかっているが「キー坊」→「キー棒」で棒をもたせたら手がつけられないなんてメチャクチャな設定はさすがにずっこけた。
今期は満足度がいまいちなものもあったけど、見始めたものは脱落せずに最後まで見きれたのでそこまで酷くもなかったのかな。来期はとりあえず初回だけでもチェックしてみようというのが10本…全部見続けるのはしんどいなぁ。
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