メモついでに2016年07月期に見たドラマについて。
- 闇金ウシジマくん Season3
- まぁまぁいつもの感じですが、相変わらず複数のエピソードが同時進行で展開していくのでメインの上原家に関わる話以外はちょっとエピソードが弱かったかな。特にコセちんとニート連中の話は無理に入れなくても良かったんじゃないのって感じ。一発勝負に勝ったJPも何かいいキャラなのにあれだけで終わりってのも勿体無い気がした。メインが洗脳ネタだけにちょっと展開がエグかったけど、光宗薫の体当たり演技は見応えがありました。
- 死幣-DEATH CASH-
- 松井珠理奈主演ということで楽しみにしていたんだけどあんまり面白くなかった。マジすかの時の珠理奈の演技って嫌いじゃなかったんだけど、ホラーとの相性が良くないのか見ていて不自然さが目についた。死幣の呪いとやらも村人を皆殺しにしたまではいいとして、それが何で今となってあんな感じで関係ない人にまで拡散していったのかとかすっきりしない感じだったし、ストーリーの展開も1話で1人死ぬパターンかと思えば川栄みたいに数分で殺されちゃうしパターンもあるし、終盤は大した謎解きとかするわけでもなくグダグダ進行していき、最後は刑事が身代わりで生贄になってお終いってのもいまいち。最後は呪いの連鎖は終わったように見せかけてまだ続いているという感じだったが、ゼミとは全く関係ない人にまで出回り始めたら人類滅ぼすまで続きそうじゃないか…。
関係ないが女性監察官として登場した柚希礼音という方は全く知らなくて、ずーっと最後まで真矢みきだと思ってました。 - グ・ラ・メ!~総理の料理番~
- 官邸専属の料理人って、天皇の料理番みたいだなぁ~なんて思ったり。原作は読んだことがないのでドラマだけの評価になりますが、つまらなくはないんだけどちょっとストーリーが薄っぺらくない? 多少例外はあるが毎回総理と対立する相手を招いてご飯食べるだけって感じでやや単調。滝藤賢一のエピソードのように他のキャストについてももう少しエピソード欲しかったけど、話数的にきつかったのかね。
キャスト的にはよくゴリ押しとか言われる剛力については別に悪いとは思わなかった…というか結構良かったんじゃないかと思ったくらい。周りも小日向文世・滝藤賢一・三宅弘城・高橋一生・片桐仁などでガッチリ固めているのも好印象。ただドラマ内で剛力が私服で来ているライダースはあんまりあってない気がする。というかAKBの大島涼花なんかも私服でライダースをよく着ているけど、あれはけっこう着る人を選ぶと思うんだよねぇ。
料理については官邸で出されていたものよりも、築地の店で食べている料理の方が印象に残りました。 - 侠飯~おとこめし~
- ネットでは生瀬勝久の無駄使いなんて言われていたけど…確かに芸達者な生瀬勝久を起用した割にシリアス一辺倒という点では勿体無い気もしましたな。でもあのオチはどうなの? まぁあんな事件現場近くに潜伏しているのに見つからないとか、近くの監視カメラにバッチリ映っているのに指名手配されないとか変だなぁと思うところはあったけどさぁ。
ここでも高畑裕太が出ていたけど、仰げば尊しと違ってまだ出番もある主要キャストの1人だったので大変だったんじゃないかな。オープニングとか見てもカットされているのが全くわからないんだが、これは再撮影したのかな? 主要キャストとはいえいつも変な行動をしている友人役だったのでいなくてもストーリーとしては問題なかったね。これが戸塚純貴の方だとしたら、自腹で探偵雇って生瀬たちの素性を探る役がいなくなるので大変だったけど。
自分に縁のない高級なグルメものよりも冷蔵庫の残り物で作る料理の方が味のイメージが浮かびやすいので、深夜に見るには辛いものがあります(笑) - 徳山大五郎を誰が殺したか?
- 朝学校に来たら教室に担任の死体があったというのに、生徒たちは大して驚くこともなく死体をロッカーに隠して自分たちで犯人を探すという現実離れした滅茶苦茶な設定に「これは誰かの夢なのか?」とか思ったりもしたが、この手のドラマはそういう楽しみ方をするもんじゃないと言い聞かせて最後まで見てみたんだが、途中気になるところが多々あったものの面白かったと思います。
渡辺梨加はただの不思議ちゃんだと思っていたら…やられたな。「死体とひるごは~ん♪」とか途中にも美味しいシーンがあったのに最後は「総取りかよ!」って感じ。自分たちの番組でもほとんどしゃべれないポンコツな子が覚醒してびっくりしましたわ。
恐らく最後は今野がキャンプファイヤーで死体を燃やしちゃって丸く収まりましたみたいな展開になっていたけど…それでいいのか!? しかもそれを見て生徒たちが「ありがとう」とか言っていい雰囲気出しちゃってるし。
最後は田中要次が次の死体で登場って…終わらない悪夢ですな(笑) - 仰げば尊し
- ヤンキーが熱血教師によって部活に入って更生し、部は大会でいい成績を収めるという昔ながらのド定番ドラマでしたが、最近はこういうド定番も少なくなっていたので逆にちょっと新鮮だったり(笑) でもメインとなる5人の不良達の色分けが弱いねぇ。金ちゃんは見た目もキャラもバッチリだったけど、それ以外のイケメン4人はもうキャラを少し組み合わせってもんがあったんじゃないの?
まだリーゼントの安保は多少外見の差別化があるのでまだしも、桑田はこれといったエピソードもないし、ただ不良っぽくないイケメンが埋もれちゃって勿体無いと思った。安保はもっとガッチリ系でそんなにイケメンじゃないタイプにするとか、桑田はもっとチャラい感じで吹奏楽部の女子をナンパしまくるようなキャラでも良かったんじゃないかね。しかし北村匠海と太賀は「ゆとりですがなにか」とは随分キャラ変わってたねぇ。古庄芳喜は癖が強いので見た瞬間に「あ、この人バイトの人だ」ってすぐわかった(笑)
あと井川の喫煙問題も結局疑われたままで終わってしまったというのもスッキリしなかった。てっきり最後はタバコ吸ってた奴らが吹奏楽に真剣に取り組む井川の姿を見て、嘘をついていたと白状するなんて展開を少し期待していたので残念。
ヒロイン的な役の石井杏奈は顔立ちがちょっと榮倉奈々っぽいなぁ~なんて思ってみていたけど、出番が多い割には少し地味であまり印象に残らなかったかな。私としてはちょっとヤンキーっぽさのある岡崎紗絵とか、ほとんど出番がなかったけど「お、この子かわいいじゃん」と思った水上京香が印象に残りました。
こちらにも高畑裕太が出演していましたが、吹奏楽部員ではなかったし、既に彼の出番は終わっていたので侠飯の様に映像の加工や撮り直しは少なかったのではないかと思われます。でも役としては序盤では欠かせない役だったので、最終回直前にやりがちなドラマのおさらい番組みたいなものは放送できなかったんじゃないかな? おさらい番組をやったのかは知らないが、流石に映像をカットするわけにはいかないし、既に放送済みの内容を撮り直すとも思えないしね。やるとしたらその部分はナレーションで映像は高畑が映ってないもので済ませるしかないが…もめてる相手だけが映らないのは不自然だよねぇ。 - そして、誰もいなくなった
- この手の周りみんなが怪しい系のドラマって面白いんだけど見ていてとても疲れるんだよね。途中で伊野尾慧が怪しいとは思ったけど、天才の藤原竜也を何度も出し抜くほどの天才設定に違和感あり。小市慢太郎は藤原の知らないところで玉山鉄二を襲ったりしていたので伊野尾の正体をある程度知っていたとは思うけど、桜井日奈子はどこまで知っていたのかね。つうか小市慢太郎ってあそこから何とか逃げ延びて、桜井日奈子がピンチの時に再登場すると思っていたんだけどな。
しかしミス・イレイズって滅茶苦茶だよなぁ。ネットにパソコン繋いだ瞬間に対象データを削除って、あらかじめそのパソコンがウィルスに感染でもしてないと無理だろ。あとネットから消されたとしても人の記憶から消されるわけではないので、他人がなりすましをしようともなりすましている人間を調べればすぐにバレると思うんだけどなぁ。 - でぶせん
- 原作も雑誌で読んでいましたがオリジナル要素がちらほらありましたな。
満子役の森田甘路は流石に原作キャラのような球体って感じではなかったもののイメージを損なわないキャスティングだと思いました。満子以上に驚いたのは緋熊役の東使友亮ですかね。見た目で言えばそのまんまじゃないっすか(笑) 調べてみたらワタナベコメディスクールのお笑い芸人コースの在校生らしいのですが、それでいきなり抜擢されるって凄いですね。他のキャストを見ても横浜流星や大野拓朗はわかるけどあとは初めましてな人ばかり。教頭のスマイリーキクチは知ってますが、あの容姿でスマイリーキクチとはわかりませんわ。
最後が原作と違っていてドラマでは指輪を本物の満子に返してしまったので、新しい学校では満子の力は使えなくなるわけだが大丈夫なのかねぇ。
あとは「遺産相続弁護士 柿崎真一」をリアルタイムで見られる時に見てました。森川葵の平気で上司を裏切るキャラがいいです(笑) しかし柿崎はカバライにいくら借金しているのやら。
10月からの新ドラマですが、「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」「コック警部の晩餐会」「Chef~三ツ星の給食~」「家政夫のミタゾノ」「勇者ヨシヒコと導かれし七人」「レンタル救世主」あたりはとりあえずチェックしたいところですが…ちょっと多めです。あと刑事物はあまり見ないけどぱるる主演ということで「警視庁 ナシゴレン課」もとりあえずチェックかな。
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