今週は「芸人マジ歌選手権」という事で1時間の特番。歌系の企画はあまり好きじゃないんだけど、この企画はちょっと好きだな。
今回の審査員は千秋・芹那・設楽・大吉先生・東京03の豊本と飯塚の6名。
トップバッターはバナナマン日村。あの容姿から繰り広げられる気色悪い女性系の歌。そして何気にパクっているメロディ。「さくらんぼ」の時にはリアルに飲んでたコーヒー吹き出しそうになった。今回はタケちゃんマンの真っ赤なジャケットに青と紫のスカートで登場して設楽と千秋を瞬殺。その後のヒム子モードのオネェトークで豊本も撃沈。その後日村の衣装についていじり始め、矢作が「それってジュリー?」と言った所で日村がジュリーの真似をしたら大吉先生が耐え切れずに噴出して終了!
2人目は東京03角田…にいこうとした瞬間にアクシデント発生。牛乳を口に含んだ設楽が突然噴き出した。何事かと思ったらスタジオの天井のライトと一緒に意味もなく天使の像が設置してあり、それを見た他のメンバーも一気に噴き出してしまった。あそこに天使像置いても普通は映らないものなのでスタッフの遊び心なんだろうけど、笑ってはいけないと思っている所にああいう不意打ちはダメだよなぁ。
とりあえず角田登場前という事で仕切り直し。角田はいつものマネージャー大竹、フリーター川崎、キーボードの助っ人を従えて登場。マネージャーの大竹は今はザキヤマのマネージャーとしてロンハーなんかでもたまに見かけますな。いきなり大竹の「最近はありがたいことに角田の仕事も増えてきました。忙しさとしてはザキヤマを100としたら角田は6ぐらいです」というトークで豊本が撃沈。その後に「飯塚・豊本は0.5くらい」で飯塚も噴出しそうになるがギリギリ食い下がる…このマネージャーはトークが上手いなぁ。今回はカメラマンでドラム担当の風間はマジにヘルニア手術を受けたという事で見学として登場したが、ドラムを叩かせないように黒人SPまで配置…ってこれって黒人SPがドラムを叩くパターンだよね。
角田の曲は「ヒトリノサキニ」というタイトルで相変わらず本格的。角田のマジっぷりを知らなかったのか、あるいは不満そうな顔で見ている風間の顔見たのかわからないが千秋がいきなり噴き出す。格好いい曲の合間に角田が言った「いらっしゃい!」のセリフで大吉先生も噴出す。その後に角田が「今のお前はカメラもダメ、ドラムもダメだな! 悔しかったらドラム叩いてみろよ!」と風間を煽る。風間は車椅子から立ち上がり黒人SPと揉み合いになるが突破できず…と思ったら予想通り黒人SPがドラムを叩きだして残りメンバーが全員噴き出し終了! またこのSPが滅茶苦茶上手くてビックリした。
3人目は以前「ジェッタシー」の一言で審査員を秒殺したフット後藤。今回も前回同様白のタンクトップだが、さらにミュージシャン気取りのミラータイプのサングラスをかけて登場。最初に以前のジェッタシーの扱いに対する文句を言う後藤に設楽が耐え切れず噴き出す。矢作が「ジェッタシー経験者の芹那に対して何をしたかったんでしたっけ?」と振るとちょっとだけ悩んで「…ジェックス」と答える後藤。これで豊本が撃沈。そのまま曲に入れるかと思ったら、後藤が裏から持ってきた特注の四角いギターを見て千秋が噴き出す。
後藤の新曲は大好きなアメリカへの思いを込めた「ヘブン オブ アメリカン」。格好いいベースの演奏で始まったかと思ったら後藤のしょぼい口笛で芹那が噴き出して終了!
4人目はダイノジ大地。前回大地と奥さんが歌った曲は格好良くて好きだった。今回はいつものアニマル柄の服ではなくスーツ姿で現在の彼女というキャバ嬢と登場。自分の彼女のキャバ嬢にちょっかいを出す野郎がいるのでこの場でケリをつけたいと相手の男を呼び出したら大地に似たおっさんが登場。これで設楽が噴き出す。今回はこの相手をディスる「FIGHT FOR LOVE」という曲。いつもの様になかなか上手いラップで相手を煽ってたら、相手のおっさんが突然関西弁ラップで反撃。これもなかなか上手くて大吉先生も溜まらず噴き出す。さらに2人でいい感じに盛り上がってきたところに彼女役のキャバ嬢までラップで参戦し、これで豊本・飯塚が噴き出して終了! 中途半端で終わっちゃったけど、これ結構いいんじゃない? 2回目で完走して欲しいな。
5人目は劇団ひとり。まぁこの人の場合は歌なんか多分用意してなくてネタ披露会になるんだろうね。前のトシちゃんのメイクは面白かったけど。今回は「今までの悪ふざけで罰が当たったらしく、口がひょっとこの様に曲がってしまったのでステージ裏にいます」という手紙が来たんだが、審査員たちが「真面目に歌ってくれれば笑わない」というので劇団を呼ぶと、うつむいて顔を隠しながら登場。その隙間から様子を見つつ、顔から手を放すと…特殊メイクでリアルなひょっとこ顔になってて、これにはさすがに全員耐え切れず噴き出して終了。ひょっとこの顔がちょっと次課長の河本っぽくてこれもまた笑えるが、深夜にこんな奴に会ったら卒倒しそう。
ここから2周目開始。
最初は日村。下僕と称するバックダンサーの女の子に色々ネタを仕込んで登場。来年はヒム子キャラで「お勘定~!」と「技あり~!」を押してくるのかな? 1周目は曲に入れなかったがタイトルは「ヒム子の恋する独裁国家」という日村らしいタイトル。歌詞とかはおいといて、ちょっと松浦亜弥が歌いそうな曲っぽいね。歌詞はふざけているがこれならいけるかと思った矢先に曲調が変わって軍歌のような感じに。ここで飯塚を残して全員脱落。飯塚は口から牛乳洩らしながらも堪えきって完奏。
2人目は角田。今回は先程の黒人SPがメンバーとして登場。大竹マネージャーのベースは格好いいな。今回は最初のセリフを「パーティーの始まりだよ」に変えてきたら設楽が噴き出した。曲は上手いので噴き出すという感じではないんだが、時折抜かれるカメラマン風間の不満げな顔で千秋が噴き出す。曲間でまたしても動けない風間に「もうSPがいるからお前はもういらねぇんだ!」と煽りだす。この流れだと動けないはずの風間がSPを蹴散らしてドラムでアピールするのかと思いきや、ステージ裏に行った風間が持ってきたのはショルダーキーボード。ソロで弾かせてみたらなかなかの腕前で思わず豊本と芹那が噴き出す。大吉先生と飯塚を残して完奏。設楽もいってたけどこの曲って格好いいけど歌詞の僻み根性が凄いわ。
3人目は後藤。歌う前にタバコの話題になった時に「ジェッタシーメンソール? そんなもんJTが出すかい」というさらっとしたツッコミに設楽が反応して脱落。最初の口笛はみんな警戒していたので乗り切ったけど、その直後に「Oh! ヘブリカン!」というダサいセリフで豊本が溜まらず噴き出す。続いて千秋もダサい歌詞で撃沈。途中に入れてきた意味不明の「$2」のセリフで芹那もアウト。「Are you ビジネス?」「No! サイトシーン」の所で飯塚も撃沈して残る大吉先生もピンチ! 最後の決め台詞にあの「ジェッタシー」が出て大吉先生も噴出したもののギリギリ完奏となった。
4人目は大地だけど、ここでまたトラブル。演奏を終えた後藤に矢作が「仕事終わったんでタバコ吸ってもいいですよ」と言ったところ、後藤がタバコをくわえた姿がダサすぎて設楽・豊本・飯塚が噴き出してしまう。もちろん大地登場前なのでセーフだけど、後藤は格好つければつけるほどダサいな(笑)
大地はラッパースタイルで、前回出て来たキャバ嬢やおっさんもラッパースタイルで登場。大地のあまりにも自由な言動にまたしても設楽が噴き出す。設楽は我慢しながら曲を聴きたくないのか早いうちにわざと噴き出している感があるな。3人のラップは結構うまいが何故か豊本が脱落。途中でまた奥さんが登場するが奥さんって歌うまいよな。奥さんの歌に合わせて踊っている大地を見て大吉先生が噴き出す。途中のマッチの物まねで飯塚も噴き出すもののそのまま完奏。
ここで劇団を出す前にスポットライトでビジュアル系バンドの格好でマキタスポーツが登場。ここでまた設楽が早めの脱落。さらに矢作が「その頭はズラでしょ? ちょっと取ってみて」と外させるとツルツルの頭が出てきて豊本撃沈。さらにキーボードの男のズラも取らせると微妙な禿げ方で芹那が噴き出す。その後メンバー紹介で仕込んだドラムの名前オチをスカされて曲へ。
マキタスポーツの曲のタイトルは「ヴァージンマリー~聖母マリア~」なんだが、ここで最初のアクシデントの元になった天井の天使が降りてきた。スタッフの遊び心かと思ったらこんなところで使うんかい! 歌うま芸人だけあって歌は上手いんだけど歌詞が時折ふざけてる(笑) そのふざけた歌詞で千秋が噴き出すものの2人残して完奏。ギャグボールつけたままコーラスをしてたドラムは面白かった。
最後は劇団ひとり。呪いが解けて口が治ったという劇団は卵の状態で登場。以前にもあったパターンだが、そこから生まれてきたのは特殊メイクのリアルなガリガリくん。ここで芹那がアウト。姿はガリガリくんなのに「ぼく、ガリガリくん」とドラえもんの物まねというしょうもない小ネタで豊本が噴き出す。
みんな結構我慢してたが既に脱落した芹那が指摘した「凄く耳ちっちゃい!」で千秋・設楽・飯塚が撃沈して残るは大吉先生のみ。一応歌は用意してあったようでタイトルは「わんぱくの歌」。どうせ適当に作った曲なんだろうと思ったら、バックダンサーを従えて往年の田原俊彦を思わせるような曲で見た目とのギャップに大吉先生もアウトで完奏ならず。
メンバーからのお知らせで4/18に渋谷公会堂で「マジ歌ライブ」を行なうとの事だが、これって観客も口に牛乳含んでみるのかな?(笑)
次回は「松丸プロデュース王決定戦」。松丸は最近バラエティ慣れしてきたので楽しみ。
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