最近は年2回放送のTEPPEN。
今回の競技は「けん玉」「100m走」「リフティング」の3種目。
最初の競技はけん玉。出場者は「石田明(NON STYLE)」「数原龍友(GENERATIONS:前回王者)」「渡辺裕太」「箕輪はるか(ハリセンボン:初代王者)」「岩野達範(八田荘)」の5名。けん玉というと石田とか箕輪みたいな子が子供の頃に友達もいなくて1人で遊んでいて上手くなった遊びというイメージがあるが、数原みたいなタイプが王者というのは2人は納得しないだろうからリベンジが見もの。岩野がけん玉を初めて半年なのに優勝候補にあげられるというのは相当上手いんだろうが、テレビ初出演だとあの場での空気に飲まれて実力出せずに散っていきそう。
第1種目の「とめけん(6級相当)」は前回は初段相当から始まったので若干ハードルが下がっているが岩野以外は余裕の一発クリア。岩野も何とか2回目でクリア。
第2種目の「空中ブランコ(3級相当)」は全員余裕の一発クリア。安定感のあるベテラン陣と比べると岩野が妙に足を使うけど、後の高レベルな技になった時に余計な動きは邪魔になりそう。
第3種目は「けん先すべり(初段相当)」。ここでやっと前回の第1種目が登場。全回余裕で一発クリアのはるかが1回目で失敗して脱落かと思ったが2回目でクリア。岩野も1回目失敗でそろそろ脱落かと思ったが2回目でクリア。
第4種目は「つるしとめけん(2段相当)」。この技が苦手な石田は前回は2回目で成功したものの今回は2連続失敗で脱落。前の種目で台のグラつきをアピールしていたが、この時には直されていたため台のせいにも出来ず。はるかも今日は調子悪いのか2回目で成功。岩野も何とか食らいついて2回目で成功。最初の脱落者は岩野だと思っていたのでここまで出来るのは驚き。
第5種目の「すくいけん(3段相当)」は前回石田とはるかが脱落した技。今まで安定していた渡辺がここで脱落。この技にトラウマがあるはるかは一発クリア。今回のダークホースの岩野は今回も2回目でクリア。
第6種目の「うぐいす(4段相当)」は前回数原が優勝を決めた技。前回1回目に失敗した数原は今回も1回目に失敗するものの何とか2回目で成功。はるかはここで脱落。1回目失敗した後にはるかの手が震えてて「こりゃダメだな」って感じが出ちゃってたね。岩野もまたしても1回目に失敗して2回目成功パターンかと思ったが失敗して脱落し、数原が2連覇達成!
今回数原が連覇したが一番目立っていたのは岩野かな。けん玉初めて半年で3段相当の技が出来るなんて大したものだ。このまま練習して来年出てきたら数原を脅かす存在になるかもしれない。あと簡単すぎる種目は時間稼ぎみたいでつまらないのでやめて欲しい。
次の競技は100m走。出場者は「武井壮(前回王者)」「八幡幸助」「ダン・アベ」「野杁正明」「加賀谷秀明(アクアプラス)」「KENZO(DA PUMP)」「小島権徳」「木下典明」の8名。相変わらずわからない人がほとんど。前回は初代王者のダンテ不在の中、初登場の武井壮がぶっちぎりで優勝。今回もダンテ不在で武井の圧勝か? 前回よりもさらにレベルが上ってしまったのでワッキーの出番はもうないのかな。
第1試合は武井壮vs八幡幸助。八幡はプロバスケットプレーヤーとのこと。いつもスタートダッシュで差をつけて逃げ切る武井だが、今回は相手もスタートに食らいついてきて大きなリードは取れず。中盤から徐々に武井が差をつけ始めて逃げ切りかと思いきや、ラスト30m位で武井が急に止まってしまって八幡の勝利。どうやら武井は足がつってしまった模様。
第2試合は加賀谷秀明vsKENZO。加賀谷は昨年まで日体大陸上部で日本選手権リレーで3位の実力者で100mのベストは10秒台。KENZOはダンス世界王者で身体能力は高そうだけど畑違いな気がする。結果はスタートこそKENZOの方が若干早かったもののすぐに加賀谷が追い抜いて最後は20mくらいの差をつけて圧勝。泰造が「デスノートに出てきそう」と言ってたが私的にはエレキコミックのやついに似ている気がする。
第3試合は小島権徳vs木下典明。アメフト界No.1スプリンターの木下がモデルの小島を全く寄せ付けず圧勝。小島は説明すらなかったけどこのメンツで出てきてもいい人だったの? 木下の走りは「重戦車」って感じで格好良かった。
第4試合はダン・アベvs野杁正明。元関東大会200m王者のダン・アベとキックボクシング日本王者の野杁正明。やはり本職のダン・アベは中盤以降やや流し気味だったけど大差で勝利。
準決勝第1試合は加賀谷秀明vs木下典明。どちらも初戦は圧勝で勝ち上がった2人。スタートは木下が先攻して中盤まで少し加賀谷に差をつけて逃げ切れると思ったが中盤から徐々に加賀谷が伸びてきてゴール前でぎりぎり木下を交わして加賀谷が僅差の勝利。いや~、これは手に汗握る見応えのある勝負だった。
準決勝第2試合は八幡幸助vsダン・アベ。初戦ほどの余裕はなかったもののやや流したダン・アベが5m程度の差をつけて勝利。
決勝戦は加賀谷秀明vsダン・アベ。やはり陸上が本職なメンバーが勝ち残りましたな。スタートはダンが上回ったものの対木下戦ほどの差は付けられず食い下がる加賀谷。後半が得意な加賀谷が伸びてダンを交わすものの、今度はダンが食い下がってきて加賀谷は木下戦に続く僅差の勝利で優勝! 優勝タイムは10秒87って…芸人のタイムじゃないよ。
今回前回王者の武井が棄権したが、前回の武井壮の優勝タイムが11秒00だし、39歳時点のベストが10秒83なのでほぼベストタイム出してこないと武井も勝てないかも。
あとどうでもいいが単に編集の問題なのか第4試合の前に準決勝が先に流されて変な感じだった。
次の競技は新種目の「リフティング」。出場者は「酒井健太(アルコ&ピース)」「中村光宏(アナウンサー)」「又吉直樹(ピース)」「横山愛子」「坪倉由幸(我が家)」の5名。
最初の種目はヘディング連続3回→1回転。ここで紅一点の横山が脱落。中村と坪倉は2回目で成功。ボールコントロールは上手いけど無駄なタッチが多すぎる中村と、緊張しすぎて普通のリフティングすら危ない坪倉が心配。
第2種目はアラウンド・ザ・ワールド・インサイド→アラウンド・ザ・ワールド・アウトサイド。ここで酒井・坪倉が脱落。
第3種目はリールタップ→ネックキャッチ。中村は2回目で成功だったが又吉は余裕の一発クリア。
第4種目はフライングクリック→ドラゴンフライ。ここも中村は2回目で成功。又吉は2回とも技は成功したものの、その後のボールを止めるまでのおまけ的な部分で失敗して中村が優勝! 局アナで優勝したのは彼が初めてかな?
ピアノや書道なんかと比べて結果がわかりやすいのはいいんだけど、けん玉やリフティングは画が地味なので2種目も入ってると全体的に地味な回になっちゃうな。
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